読書記録

2004年05月09日(日) 針                浅暮 三文

日本企業が出資し、アフリカの密林を切り拓いてコーヒープラントを作ろうとしている現場で、現地の作業員が失踪するという事件が起こった。捜索を続けるにつれ、事件は奇怪な様相を呈しはじめる。一方東京では、ある男が原因不明の皮膚感覚の亢進に見舞われていた。手が触れる道具、肌に当たる風、すべてのものがこれまでにない感覚を伝えてくる。そして一見無関係に見える両者には、実は奇妙な共通点があった!?日本推理作家協会賞受賞の鬼才が、満を持して放つ異常感覚SF。


一言で言うなら気色が悪い本だった。怖い気もした。
最後まで読んだが アフリカでの事件と東京の奇妙な男との共通点が私には分からない。読みが浅いのか。気色悪さしか残っていない。


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