Hiro's Diary
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シールド・ケーブルの寿命ってどれぐらいなんだろう?
先日、いつものモンスターケーブルを使って修理から戻ってきたプリンストン・アンプで音を出していたんです。でも、なんだかおかしい。「こんな音だったかなあ?」という妙な感じが・・。
試しにもう一本のモンスター・ケーブルに交換してみたけど、やっぱりおかしい。今度は長めの、やはりモンスターに変えてみると・・・びっくりしました。ハイもローもしっかり出るんですよ。確かめるために前の2本ととっかえひっかえしてみると、この長いケーブルが最高の音で、後の2本はどうも音が曇っていることが分かりました。
確かにケーブルも劣化するでしょうけど、ここまでとは思いませんでした。ギターの出力は本当に微弱信号、しかもハイ・インピーダンスですから、劣化したケーブルで送るとやはりきついですねえ。
いったいケーブル(そこそこ高品質の)の寿命ってどれぐらいなんでしょう。どれぐらいで音が曇るほど酸化&劣化してしまうんでしょうかねえ。
シールド・ケーブルが簡単に酸化&劣化してしまうんだったら、個々の機材内部の配線材も同様に酸化&劣化するはずです。でもそんなに音の劣化が問題視されることもないし・・・。そもそもケーブルは外部の空気とは遮断されているはずでしょ? では何故に酸化する? 経年変化か? であればビンテージ配線材は何故にもてはやされる? ビンテージ・シールド・ケーブルなんて聞いたことないぞ! 新しいのがベターなのではないか?
ということはインピーダンスの問題か? ロー・インピーダンスの信号であれば影響を受けないってこと? であれば、ギターのすぐ後や、いっそのことギター内にバッファーを入れてインピーダンス変換すれば、ケーブルの質に左右されない?そんなことはないはずだ!(落ち着け、落ち着け)
分からん!
しょうがないので新しいケーブルを買いました。 皆さんケーブルだけはいい物を使いましょう。
でもこういう拘りや「音の違い」って普通の人には分からないんでしょうね。
ところで、ワイヤレスってどんな音がするんだろう・・・・もうかれこれ20年も使ったことがないので興味あるなあ。ギターからトランスミッターまでだったら短いケーブルだからそこでの劣化は最小に抑えられるはずだし。でもアンプに手の届くところにいるのに、ワイヤレスはなあ・・・。
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