2012年04月01日(日) |
ついて良い嘘、悪い嘘 |
ここ数年エイプリルフールが異様な盛り上がりを見せている。googleは昔懐かしきファミコンカセット版のグーグルマップを開発したというプレゼンテーション動画を作成した。その手間の掛けようには恐れ入る。WEBサイトにジョークを仕込むのはこの年度始めの風物詩といえるだろう。
エイプリルフールで思い出すのが漫画「ドラえもん」のあるエピソードである。直前のエピソードでドラえもんが未来に帰ってしまい、落ち込むのび太に、ジャイアン達が「ドラえもんを見た」と嘘をつく。それを見たしずかちゃんは人をがっかりさせるのは悪い嘘だと窘め、自分は親切な嘘をつこうと彼女は「家が燃えている」という嘘をついた。 この話を読んだ時、子供心の付いてよい嘘と悪い嘘の考え方に感心したことを憶えている。
ついて良い嘘、悪い嘘は、嘘が終わった後で見分けることができる。嘘が終わる時とは嘘が明るみになったときだ。その時、精神的苦痛も含め、負の影響を残すようであれば付かない方が良い。 嘘をつかない者はいない。その目的も不都合をごまかすため、他人を陥れるためなど様々だ。4月1日に限らず、嘘をつくときにはばれた後のことを考えて付くことをお勧めする。
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