慈雨の日記

2005年07月06日(水) へこむ。




小学校二年生の娘の勉強を夜八時から3、40分見ている。
よくある通信教材と、それから私が出した漢字の問題。
そして、ガツン!と今日も怒ってしまった。
「鳥」という漢字を、もう5回(5日)も間違えている。
他の間違えた漢字も、数回は繰り返して間違えてる。
間違えた字は、復習で10回づつ書いているから、
もう覚えているだろう、今日は確かめ、みたいな気持ちで出したのに。
「!?○○××△△??!!」(←な、なんで間違ってるの?!)
そこまでは、まだよかった。
「覚えようね」とか優しく言って、これはこういう意味、とか、これはこんな風にして覚えようねとか言って、何回でもいいから書かせればいいのに。

もう、がっつん怒ってしまったよ!

正直、自分は3年くらいまで漢字が難しいとか思ったことなかったし、
わざわざ親に教わった記憶なんかこれっぽっちもないし、
テストは結構満点が多かったから、なんというか、ついこう
自分は出来たのに、なんで!?と
全然別の生物である娘を、自分と同一化してしまうのですな、これが。
そして、娘は優等生であってほしいと望んでしまうわけです。

それから、それまで勉強のために使った5日×数十分って、意味あるの?
とがっくりしてしまう。
その時間、自分の好きなことをするわけでもなくて、
娘のために時間を割いているのに、って気持ちがある。
だって、それが終わったら、いろいろ後片付けして
あとは一緒に寝るだけで、自分の楽しい時間なんて一日に
これっぽっちもないんだもん。
どうせ覚えないなら、こんなのはじめからやっても
無駄だったじゃないか、と思う。
いわゆる、「効率」を求めてしまうわけです。

もっと気持ちを切り替えるか、やりかたを切り替えるかしないかぎり、
本当に意味がなくなる、いやむしろ娘にもわたしにも悪くなるばかりだ。
すこし、時間を置いてみよう。
いや、もう、すべて忘れて、夏休みにじっくりやってみるか。
もしくは、もう娘に干渉しないかだ。

我が家のうさぎの毛が抜けるので、ブラシで梳いてやろうとすると、
すごく嫌がる。
そして、ブラッシングを終えると「敵」みたいな顔をされて
膝から逃げられる。

お前のためにやってやってるんだろう?!
と私は思う。
でも、多分、「やってやっている」という気持ちが、
おごっているんだ。

このうちで、一番嫌な奴は、私なんだ・・・。
と、今日もへこむ。


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慈雨

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