慈雨の日記

2006年02月27日(月) ヤマハをやめる、つもり。




↑どちらかというと、「朝の光の中」くらい色を飛ばして白っぽくするのが
好きな私なので、ちょっとダークなところが気に入らないのだけれど。
こういう鍵ってメッセージ性があって撮りたくなります。


娘が、ヤマハの進級シーズンになり、私としてはやめる気満々なのだが、
でもやっぱり
「幼稚園からやっているのに、今ここでやめたらもったいない」とか、
「3,4年が、一番指が動く」とか
聞くと、グラリとゆらいでしまうものも、あります。
でも、実際問題彼女に音楽はあってなくて、
一曲を仕上げるのに、人の倍、へたすると5倍は弾かないとダメで。
となると、一週間ず〜っとエレクトーンに時間をとられ、
本人は嫌いで、キーキー怒るし、
私はヤマハで分からないことを娘に聞かれると、キーキー怒ってしまうし。

同じところを必ず間違える曲を、毎日毎日1ヶ月聞かされるとですね、
そして、必ずつっかえるとですね〜、
何を練習してるのかな〜?と思ってしまうわけですよ。

あれ、その音おかしいんじゃないかなぁと音楽音痴の私でさえも気づく
不協和音に気づかずに「レじゃなくてドだった」と先生に言われてやっと
気づくような耳をしているし。

また、「ああ、お姉ちゃんの時すっごい苦しんだ曲だ、これ」というのを
弟が2,3回でサラッと弾ききってしまうとですね、
人には向き不向きがあるものなんだ、と思ってしまうのですよ。
(申し上げるなら、その弟でさえも、レッスングループの中ではダメな方なんです。)

でも、ヤマハをやっていてよかったこともある。
まず、音楽が彼女には合っていないということが分かった。
習わせておけばよかったなぁ〜ともう後悔しなくて済む。
次に、毎日続けるという習慣がついた。
何時になったら、何をする。
放っておく日もあるけれど、彼女の練習につきあう習慣もついて、
娘のため15分、30分という時間をつきあっても辛くない。
毎日って、確かに力になるものなんだ、と実感できた。

まあねぇ、あと2年やれば違うのかもしれないけど。
もっと彼女に向いているものを、楽しくやった方がいいと、
私は結論してます。
とか言っても、たまに揺らいじゃうんですよねぇ。
ふう・・・。

近所の方が前に言っていた「やるのは簡単、やめるのは大変なの」という言葉、
本当よくわかります!


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慈雨

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