慈雨の日記

2008年04月14日(月) 彼の投げたキス。




今朝、学校に行く息子を見送った。
裏の道でお友達と待ち合わせなので玄関の小窓からそっと彼を見る。
お友達はまだ来ない。

と、こちらに気づいた様子。
傘を片手に不器用に手を振る。
こちらも手を振る。
にっこり笑う。
ちょっと進んでは何度も振り返って手を振る。

可愛い〜♪

今度は投げキスで、手を口元にやってから前に出してチュッとしてみる。
どうするだろう?恥ずかしがって怒るかな?と思っていたら
彼も傘が斜めになりながら、チュッと投げキッス。

可愛い〜♪
彼のサービス精神に、私はキスを受け止めてよろける真似事をしてあげる。

それでもなかなかお友達は来ない。
だんだん持て余してきたので変な顔を作ってみる。
向こうも変な顔をする。
笑う。
変な顔。
変な顔。
笑う。

友達が来る。
最後に小さく手を振って彼は学校へ。

あー、朝から癒されちゃった♡

娘はいつも登下校一緒だった男の子たちとクラスが分かれちゃったので
ばらばらに帰ることにしたらしい。
朝は一緒だったのだけれど男の子たちは陸上練習が始まったので
朝もバラバラでちょっとつまらなさそう。
しかし彼女は考えた。
息子に彼女の考えを話しているところに遭遇。

「お姉ちゃんね、帰り鍛えることにしたの。学校から坂道まではダッシュして帰ることにした。
Hちゃん(近所の女の子)と会ったときは一緒に帰るからしないけど」

ほぉ、がんばってくれたまえ。


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慈雨

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