〜夜の蝶 編・� �


妊娠と同時の結婚だったので、テツとは
ほとんど触れ合うこともなく、5年くらいだろうか?
一緒に暮らした日々は長かったけれど、夫婦らしい生活をした記憶がない

文句だけは言われたくなかったので、家事は問題なくこなした

出勤が早い朝の食事から、お弁当まで
妊娠中の苦しい時も、子供が生まれて寝不足の時も
愛情がなくても、やろうと思えばできるものだ

離婚資金が欲しかった私は、夜の仕事を選んでお店へ出た

女子高出身の私は、男の人との会話に苦労した
潔癖症が災いしてか、男の人に触られることが苦手だった私は
店のママさんに、よく注意を受けた

酒飲みの男は【ダンス】と名して、ホステスの身体に触れたがる
バーボン臭い息が吹きかかる度に、吐気を我慢した
男の顔に私の顔を近付けないようにと、男の肩に顔を寄せる振りをして
汚い唇が私の顔に触れないように、自分を守る術を身につけた

まだ20歳の若さからか
男性と話したことが数少ない初心(ウブ)さ加減からか
ずっとずっと年上の【オジさん】方々に、それは人気がありました

まだバブルが弾け切っていない世代
チップにと万金を頂いた時期もありました

それから私の〜夜の蝶〜時代は13年余り

潔癖症の私がよく勤まったものだと、今でも思う
2005年01月18日(火)

歌でも唄って / こころ

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