毎日タブン補給する
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2012年04月25日(水) 開眼



3話前はなんだかとっても緊張していました。
わたしが緊張してどうする・・と思ったがとまりませんでした。



なぜなら、2話が自分の中でなんだか少し残念だったので、この先どうなるのかな・・という思いと。
それから、シビアそうな3話の内容が心底苦手で、見るのが辛い感じがしていたから。



そんな緊張感を抱えて見た3話。
内容はやはり予想どおりに辛いものだったけれど。



「任侠ヘルパー」の時は、放送が終了したら即リピートして見ていました。
でも、そのドラマ以来そういう行動はしていなかったのだけれど、夕べは久々に直後のリピート。
わたしにそんなことをやらせる内容でした。



もちろん(相変わらず突っ走るな〜・・・)と思う部分は残っているのだけれど、今回は紺野先生の揺れ動く気持ちがしっかりわかったし。
なんとなく今まで、どこかしら違和感のあったドラマだったけど、ようやく(ああ〜、いいもの見たな)という気持ちにさせてもらいました。



研修医があんなことするなんてあり得ない!
という意見もチラチラ見かけるけど、このドラマは研修医がそんなことをするドラマなんで、そこを否定したってどうしようもないのです。



医療の現場はあんなものじゃない!
あんなふうだと思われると迷惑だ!
というような書き込みも見たりしました。



そんなことはわかってますって。
あのドラマに描かれていたからって、そんなふうに受け取る視聴者は(皆無とは言いませんが)ほとんどいませんよ。
そんな心配はいらないんですよ。



ただ、わたしとしては1話、2話の紺野先生のやりように、どうにもこうにも(う〜〜〜ん・・)と思ってしまう部分があったのですが。
特に2話で。



今回は見せ方もうまかったなと思います。
「治る」と紺野先生は木島さんに言ったのかどうか・・が最後までネックでした。



すずちゃんの言葉を聞いて勇気をもらったように木島さんの部屋へむかった紺野先生にはハラハラしましたが・・・
すずちゃんと木島さんでは、もちろん命の大切さは同じでも、その言葉の重みが違うものになるのですから。



ただ森下先生に呼ばれてる・・って言われた後、森下先生との会話のシーンがなかったから、(きっと、治るとは言ってないんだろうなあ・・)って思ってましたけども。



紺野先生を「善」として受け取ってしまうと、病院側がそれに反する立場のように描かれかねない感じになりますが、そんなふうにはなっていないと思います。
大学病院側の言い分だってもっともなんだと思います。
ちゃんとそれはわかる。



でも、重病であればあるほど患者さんはどこかに救いが欲しくなる。
そんな時、お医者さんや看護師さんに暖かい言葉をかけてもらったら、どんなに気持ちが柔らかくなれるか、勇気づけられるか・・・・



そんなことを教えてくれるドラマなんですよね。
現役のお医者さんの中には残念ながら、お忙しいせいかそういうことを失念してらっしゃる方も、事実いらっしゃいますから。
そこを思い出していただけたら・・・



そして今回は剛くんの役者っぷりを堪能させてもらえもしました。
セリフのない彼が、目の動き、表情、素振りで紺野裕太先生の心の動きを如実にあらわしていたと思います。
さすが・・と思いました。



よいドラマをつくってくれてありがとう。
4話以降も期待しています。





そうそう、最後に一言。



おいおいおい!
ダンディハウスのCMは剛くんじゃなかったんか〜〜〜い!(笑)


あんず |MAIL