竜也語り

2005年03月10日(木) 日本へ全員集合〜!!

昨日の竜也くんの「近代能楽集」の記者会見はNYのリンカーンセンターで行われたようだ。いつの間にNYへ行ったんだい…?それも竜也くんは英語で挨拶をしたらしい。聞きたかった…竜也くんの英語…。

さてここからは私の戯言。
日本人は“国際的”という言葉から“日本の外へ出る”というイメージを持つ人が多いようだ。現地へ行って現地の人間達と混じって英語で仕事をする。これが国際派ということになるのだ。ビジネスの世界ではそうだろう。ビジネス界の共通言語は英語であるので、世界へ打って出るには英語を使いこなせなければお話にならない。しかし芸術の分野では私は必ずしもそうではないと思う。芸術から受ける感動は言葉の壁などはるかに越えてやって来るのだ。実際言語を司る脳だけでなく、何だか分らないが身体中が感動し鳥肌が立った…そんな経験は誰にでもあるのではないかと思う。

“世界で通用する俳優” これを日本人は特に「ハリウッド」や「ブロードウェイ」で製作される作品に出演し、そしてそこで認められる俳優と定義つける人が多いと思う。確かにそれも国際スターだ。でも私は竜也くんにはもっとスゴイ国際的なスターになってくれたら嬉しいなと思うのだ。それは…世界中の舞台ファンを日本に足を運ばせることなのだ。
「オレ様の舞台を生で観たかったら、日本へ来いっ!埼玉へ来いっ!新潟へ来いっ!ちなみに大楽は仙台だぞ〜」みたいなね。製作発表も日本語。「オレの話を聞きたい?それじゃぁ今からオレが日本語で捲くし立てるから、しっかり通訳してくれよ。微妙なニュアンスも正確に伝えてね」と、各国の記者がその国の名うての通訳を従えてやって来るのだ。まぁ竜也くんのことだから、こんな偉そうなことは決して思わないだろうが(汗)。
チケ取りも大変だぞ。あんたら日本語を勉強して6時間ぶっ続けで国際電話をしてチケットを取れぃ〜。私は負けないよ(笑)。
そして東京を始めとする竜也くん縁のある日本の劇場は、欧米はもちろん、アフリカや中東やアジア…そして日本の人間達で一杯になるのだ。その観客達は竜也くんの日本語で演じられるシェイクスピアを観劇しうっとりする…。これぞ究極の国際的な俳優!!と私は思うわけなのだ♪国際派の尺度はあくまで観客で測るわけで。いくら外国で演っても観客が日本人はかりではね(苦笑)。

さぁ「近代能楽集・NY公演」 興奮しますな。もしかしたらその足掛かりになるかもしれないのだ。
以上、戯言終わり。失礼致しました…。


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