☆雑誌☆
●「Duet」1998年6月号〜笑わなかった日。僕は便りを書いた。〜
写真はベランダの桟に腕を乗せそこに顔を乗せている大きな写真が1枚。この表情、微笑んでいるのだが大人っぽく写っていて、今の写真と言ってもわからないかもしれない。後はどこかのキッチンでインスタントラーメンを作って、まさに今どんぶりにそれを移しているところをパチリ。鍋が1人前にしては大きく、何となくぎこちない姿…。ただラーメンを移し変えているにしては真剣な顔をしている(笑)。もう1枚はコインランドリーで写したもの。椅子に座って下駄を履いて…更に黒いパンツと白のシャツであるため、身毒丸の行水シーンを思い出したりして。少し上を向いている表情は最高!
上京して1ヶ月。お母さんと友人達へ宛てた直筆の手紙が載っている。今のあのクセのある字とは少し趣きが違って1字1字丁寧に書いている。お世辞にも“綺麗な字”とは言えないが(失礼)、見ようによってはアートな字…かな…。
「ボクがいなくてお母さんはきっとさみしいと思う。」「(一番の親孝行だと考えるのは、自分が役者として活躍することと思っているので)雑誌やTVでボクを見れば、必ず安心するはずだから。いまのボクは、そうするしかないと思う」…心憎いね〜。こんなこと言われたらお母さんもウルウルでしょう。 そして友人達には…。一番竜也くんが恐れているのは仲間の“友情に満ちた遠慮”だそうだ。「たっちゃんは忙しそうだしって言われるのがいちばんつらい。どんなに忙しくても、連絡があれば駆けつける…いつも仲間のひとりでいたいんです」恐らく友人達が自分から離れていってしまうようで寂しかったのだろう…。
〜お母さんへ〜 お母さん、いつもオレのわがままきいてくれてありがと。それと東京にオレが来る時いつも駅までおくってくれて本当にどーもありがと。 5月3日にオレが電話で「オーディション受かったよ」って言ってからもう一年がたとうとしてるけど、急にオレがテレビや雑誌に出るようになってお母さんびっくりしてたね。オレが東京で一人暮らししてて、つらい事がいっぱいあったけど、その時、お母さんはいつもオレを助けてくれたね。オレがもう少し大人になったら、お母さんに、いっぱい親孝行するから、その時までまっててね。 あと、これからもいっぱいお母さんに迷惑かけるけど、その時はよろしくね。オレも、お母さんやみんなに負けないようにずっと頑張るから、お母さんも体にだけは気をつけて、これからもがんばってね。 もっといっぱい書きたいけどはずかしいので書きません。とにかくお母さんはいつまでも明るく元気で強いお母さんでいて下さい。オレは地元を離れて暮らすのがつらいけど、また帰った時にはみんなで遊びにいこーね。それではそろそろねむくなってきたので、ねます。おやすみなさい。 P.S 明日は6時50分起きです。 竜也
〜14人の親友へ〜 ぼくはいつも、ぼくの周りにたくさんの友達がいてくれることを幸せに思う。 いつもいつもくだらない話をして遊んできた仲間に本当に感謝してる。高校に入ってみんなバラバラになっちゃうけど、これからもずっとずっと親友でいよーね。 ぼくはみんながいたから、いままでつらい事もさみしい事も乗りきれたと思う。だから、オレが地元に帰った時には、いつでも、あの時の自分でいたいと思う。みんなも大人ぶったりしないでいまのままのみんなでいろよ!! みんなが応援してくれるかぎり、オレはずっとずっとがんばるから、みんなも、いろんな事、がんばれよ。 それとひまがあったらいつでも家に遊びに来てね。オレも時間をつくって、なるべく多く地元に帰るようにするからそん時はむかえに来いよ!!また電話する。 竜也より
|