2006年01月17日(火)
花咲ける永遠(とわ)の都 どこかにあるはずと 風の歌を道連れに 旅に出るのもいいさ
悲しみの涙を集め 河は流れる今日も 美しい朝のしじまに 残る淡き月影
幸せという意味を 分かるはずもなく 当てもなくさまよう 旅人はいつも 東の涯 西の彼方 地平を目指す
せつない胸の痛みを 誰にも明かせぬまま つらい夜をひとりきり 歩き続けても
それでもいつか 聴こえるだろう やがて来る 春の祈り
花咲ける永遠の都 あるはずのない夢と ただ人を傷つけては 驕っていた日々よ
別れの日はやってくる それは承知のうえさ ささやかな夜のとばりに 光る名もなき星
人の世の真実を 描く旅の途中 はるかな異国で 出会った人は 忘れ得ぬ面影に かすかに似てる
怖れを知らぬ者だけが 愛を知らぬ者よ 暗く長い漂泊の 冬を越えて
うつむかないで 風に歌え やがて来る 春の為に やがて来る 春の為に
|
|
|