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2004年07月18日(日) 天神祭奉納 ドラゴンボートレース

ドラゴンボートレースとは、20名の漕ぎ手と1名の舵取り、それに1人の太鼓手(ドラマー)の合計22名が乗り組み、競争するレースのこと。
細長い船で、20人が太鼓の音にあわせて一斉に漕ぎ、スピードを競う。
時々、海のお祭りのテレビニュースなどに、ちらっと映ることもあり、どんなものかは知っていている人も多いだろう。

海のスポーツ。
体力勝負の世界。

自分とは縁遠い世界だと思っていたけれど、なんと、縁あって「天神祭奉納ドラゴンボートレースに出ない?」と友人に誘ってもらって、この日の大会に参加することになりました。

これが。想像以上にオモシロイ。

一口に「ボートを20人で漕いでスピードを競う」といっても、パワーだけではイケナイ。
漕ぎ手全員の息があわないと、スピードが全然のらない。ただやみくもに体力を奪われて、疲れるだけだ。
ところが、集中してタイミングを合わせると、ボートはぐんぐん水をすべり、スピードが出て生き物のようになる。
ポイントは、20人の息がそろっているかどうかと、太鼓の音に集中できるかどうか。

なんだか、思っていたのと全然違うゾ。
心がけひとつで、思ってた以上に反応したり、思うようにならなかったり。
ただ、ボートを漕ぐっていうのとは、全然違う。
20人で漕ぎきらねばならないのだ。

練習一時間と、本番の2レース。
たった3回だけのドラゴンボート体験だったけれど、ただひとつのことに集中して、太鼓の音にあわせてオールを漕ぐ・・・というのは、想像以上に太古の血を騒がせられるものがあったし、初めてのことがおもしろかった。

集中力。
息をあわせる。
くやしい。

ひさびさに、この3つを体験した。

楽しかった、な。
くやしかった、けれど。
また、このくやしさを、はらしたいぞーっ。

誘ってくれて、どうも、ありがと。
おもしろかった一日でした。


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