* たいよう暦*
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私が生まれて初めて真冬の北海道に行って、富良野駅ではいた息がその当時はやっていたガムのCMどおりどこまでも広がるのをみて驚いている時、その友人は宿でお世話をしてくれる側の人でした。 それまで、宿といえば修学旅行や家族旅行で泊まったる、ホテルや旅館しか知らなかった。「旅」もしたことがなかった。 だから、きっと、あれが私の旅のデビュー戦。 今まで知らなかったフシギな空気の流れる「宿」の雰囲気と、寒い寒い北海道の冬にちょっと興奮していたのだと思う。 見るもの聞くものやることが多すぎて、「こちら側」じゃなかったその友人とは、ほとんど話した記憶がありません。 だから、「そこにいた」友人の姿も、あまり覚えていません。 でも、帰ってきてからその友人のカウンターごしの姿を思い出したので、実は視界の中につねにいたのだと思います。
二度目にあったの、いつだっけ? 三度目は・・・? 思い出せないぐらいたくさん会うのを重ねて、あっという間に「こちら側」の人になった友人。 「そこにいた」ことを忘れるときがあるけれど、ときどき、「そこにいた」時に感じた思ったことを聞くにつけ、自分にはない引き出しをたくさん持っているんだなあって思うことがある。
そんな友人と、久しぶりに再会。
久しぶりでも、久しぶりのかんじじゃない。 でも、やっぱり久しぶりでうれしい。たのしい。
今日は、楽しい一日だったなぁ
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