* たいよう暦*
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上場ベンチャー企業の役員で、38歳にして年収1億円、という人と話す機会にめぐまれた。 どんなおもしろい話が聞けるかな、とちょっとわくわくしていたのだが、どこまでいっても自分のことと、そしてさりげなさを装っていながら、実は全然さりげなくない自慢話しか出てこない。 最初は話を聞いていたけれど、途中であきて放り投げてしまった。 ここ数年で、一番無意味な3時間を過ごしてしまったなあ、と私的にはかなりつまらなかった。 一緒にいた人の中にはきゃいきゃい盛り上がっている人もいたから、単に私の興味のない話だっただけのことなのかもしれないけれど・・・。 「貧乏人のひがみ根性もあったんじゃないの?」 というコメントが、とある方からやってきたけれど・・・うーん、そういうわけでも、ないと思う。 年一億稼ごうが、ゴルフ場を持っていようが、クルーザーを持っていようが、NYに年10回行って庭のようにすみずみまで知っていようが、南青山に住んでいようが、そんなことだけ説明されても、私にはひとつもおもしろさを感じなかったんだもん。 いっぱいいっぱいかざりたてた、くじゃくっぽかった。 「羽」じゃなくて「なかみ」に魅力ある人のほうが、どれだけ美しくみえるだろうと、私は思うけれど・・・。 でも、くじゃくの羽の美しさを愛する人も、世の中にはたくさんいるらしい。
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