* たいよう暦*
日記目次|過去日記|未来日記
「ワット・アルン(暁の寺)」と呼ばれるお寺が、タイのバンコクにある。
暁の頃、シルエットが美しく浮かび上がるその姿から名づけられたお寺で、チャオプラヤ川のそばにある。6年前、生まれて初めてバンコクを訪れた時、一番最初に連れていかれたお寺だ。
バンコクにはくさるほどお寺があるのだけれど、その中でもこの色とりどりの陶器で飾られたこの派手さというよりは可愛らしさの残るこのお寺が、一番気に入っている。 許されるわけもないけれど、その大仏塔にはられている小さな陶器を、自宅でお小皿にしたいな〜なんて思うほど、はられた陶器はそのひとつひとつが可愛らしい。
今回も、旅のはじまりに、このお寺を訪れることができた。 久しぶりにやってきても、やはり派手さがなく、佇まいが落ち着いていて、それでいてさびれたふうもない。 いつ来ても、こうしてかわらぬ寺でありつづけてくれるのだろう。 また、何年後かに、こうしてタイを訪れ、このお寺を訪れたいな。
|