希望の日記

2006年01月20日(金) 寒い

 体本位で行こう。思えば大学入学の日から私は変わってしまった。怠け者になった。それまでに完全におかしくなっていた。今根本的に変わろうとしている。私は文校はありがたいと思う。私みたいな人間を受け入れてくれるところは他にはない。10万円払っているとは言え、ありがたい。芸の力だ。いっそう精進しよう。一所懸命を思い出した。体本位でいけば自然と働きたくなる。
 やっぱり体本位ということでうまく行き始めた。体本位で考えるとおかしな奴らのキチガイ振りがわかるようになった。でも切れたりはしない。そんなことに左右されなくなる。体本位で行くと体に目が行くようになる。体は何でも知っている。頭で考える小賢しい知恵など全く取るに足りないと知った。初めての経験だ。嘘がつけなくなった。本音で正直に生きることが本当に素晴らしい。嘘など簡単に見破られるし、逆に簡単に見破れるようになった。頭で考えることは嘘をつくことに他ならない。自分の嘘で自分を騙す。でも人は騙せない。自分も騙せないからいつか病気になる。なんてもったいない。何でそんな理不尽な生き方を選ぶのか。女を見ろ。正直に体で生きているじゃないか。そのほかの生き方なんか絶対にありえないのだ。女にとって。男は小賢しく頭で考えて利口ぶるが体で考える女には勝てない。嘘をすぐ見破られるのはそのせいだ。体で生きることは何ら恥ずべきことではない。素晴らしいことだ。
 体本位で行こう。私は小さい頃からおかしかった。周囲に適応しようとしたがだめだった。でも西行も兼好も長明も芭蕉も皆変わり者だった。素晴らしいことじゃないか。こうなるべくしてこうなったのだ。体本位で行くとおかしいものはおかしいとわかるし、正しいものは正しいと思う。大変素晴らしいことだ。
 体本位はいいなあ。良い人のことはわかるし、悪人にも騙されたりしない。引きこもりもいいことだ。悪者から自分を守るためには仕方のないことだ。体本位というのはいいことだ。本当にいいことだ。キチガイに殺されなくて良い。馬鹿みたいに人の言うことを聞いている場合ではない。それがすごく簡単にスピーディーにわかる。
結局体本位になれば全然okになる。疑心暗鬼になることもないし、人を傷つけたり、傷つけられたりしない。頭を通して考えたことの全ては間違いだったと言い切れる。壮大な嘘。自分を騙すための。道徳や宗教について考えたことの全ては幻だった。体本位になればそんなことは簡単にわかる。自分を騙したり、人を騙したりする必要などない。女が好きになれない。結構なことじゃないか。節約できる。煩わされない。煩悩から自由になる。煩悩ガールズってどこに行ったのだ。


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