親ばか日記

2005年11月01日(火) 大捕り物

今日、午後七時くらいに総合公園にモモの散歩へ行きました。
もう暗いのですが、園内にはジョギングやウォーキングする人がたくさん。
そんな中、広場へ行くと遠くから近寄ってくる一頭のワンコ。
大きさは柴より少し大きいくらい。

…ノーリード???

しかも辺りに飼い主は見当たらない。。。
やがてモモの目の前に立ち、挨拶したかと思うと『遊ぼうぜ!』の体勢になり、走りまくる!!モモは逃げまくる!!モモのリードが絡まる!!

これ、オフリードで犬を遊ばせた事の無い飼い主&犬だったら、怖がって騒いで噛まれてたかもしれませんよ(−■−)

とりあえず攻撃的な性格じゃなさそうで、ただ遊びたい感じだったので、早く飼い主が迎えに来ないかな〜とモモと遊ばせつつ待ってみたのですが。。。
5分たっても10分立っても姿は見えず。。。

ま、まさか、迷子???

抱けるサイズの子だったら保護できるけど、大きすぎるし、どうしよう?
モモにずっとついて来るし、園内には親子連れがジョギングしてたので、放っておくわけにもいかない。
と、悩んでいたら、自転車に乗って飼い主のおじいさん登場。
事情を聞けば、新しいハーネスが大きすぎて抜け出し、逃げてしまったとのこと。

でもまあ飼い主が来たし、大丈夫だろう、と、思ったら。。。

おじいさんが必死に呼んでも来ない犬。
通りすがりの親子連れについて行こうとして、案の定怖がられてるし。。。
オスワリ、フセ、マテ、は、教えていない様子。。。
そしておじいさんが犬を釣る餌に持ってきていたのは焼き鳥のタレ。。。
駄目だよ〜そんなショッパイの(>n<)。。。
しかたないので名前を一緒に呼んでみたり、興味を示しているモモをエサに釣ってみたり、通りすがりのシーズーの飼い主さんが手伝ってくれたりしたのですが、おじいさんは『首輪をガシっと持ってくれませんか』と頼むのです。。。

あの、飼い主なら大丈夫でしょうけど、知らない人間(ミユキ)にいきなり首輪掴まれたら、驚いて噛むかもしれないじゃないですか。
たぶんモモなら怖くて噛む。。。(−−)
でもそうも言ってられなかったので一応試みてみたのですが、やはり無理。警戒心を強めただけでした。

そんなこんなでなかなか捕まらない犬に対し、おじさんはご立腹。頭来たとかおっしゃってましたけど、犬に罪は無いんじゃないかい?
せめてオスワリの一つでもしつけておけば、簡単に事件は解決したはず。。。
結局、犬の習性を利用し、おじいさんが自転車に乗って走ると、その後を追いかけ、ついて帰っていきました。

同盟を作るにあたってマジメに飼い主のマナーについて考えてたこの頃だっただけに、ちょっと凹みましたよ。

でもね、おじいさんの飼い方はちょっと田舎のほうだと普通の飼い方なんだよね。犬は外でずっと繋がれてて、飼い主と触れ合うのはゴハンと散歩の時間だけ。食事はもちろん人間の残飯。
ミユキの田舎にもまだこういう風に飼われている犬がたくさんいます。チャコはおばあちゃんが犬好きなので室内飼いだし、叔父にしつけされてるけど、おばあちゃんと近所を散歩するときノーリードだしな。。。

飼い主のマナーが向上されないのは、新しい知識が入ってくる機会に恵まれて無いって事じゃないかしら?単純に情報不足だと思うんだよね〜。
自分に優しく他人に厳しい人が増えてるから、犬連れてるだけで気を使う世の中になってるのに、困ったもんだ。
いっそ犬を飼うのに資格が必要だったらいいのに。。。
もちろん自分も受けるよ、どんな試練を乗り越えてでもモモを飼うために勉強する覚悟はあるさ!
あ、でも英語と数学は無理だわ(笑)

ふ〜。なんだか疲れた散歩だったので、モモに似合うと親ばかに思い込んでいるフード付きの洋服着てもらって、撮影してみました。

うん、やっぱり犬には癒されるね(^皿^)







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