心のガーデンは修羅ですよね。
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2005年09月02日(金) |
涙をこぼすクロコダイルみたいに |
後手後手。 というのか、見てらんない! カトリーナ過ぎ去りし後の悲惨さよ。
※以下、かなり主観的、感情的な文面※
その昔、地理の時間にニューオリンズの地形を見せられて 「お、おそろしか!」と思ったことを思い出した。 今、そんなこと何の役にも立たないけれど。
被災してもう何日経つんだろうとか考えると あの救援措置の遅さはとてもじゃないけど「先進国」の やってることとは思えない。 (じゃあ「後進国」なら当然なんですか?という質問は愚問だ)
避難勧告を出されても、避難する手段や場所がない住民がいるって ことは事前に把握できているのに、いったい何がどうしちゃったの と、それが一番理解できない。
州兵だけではもう対処しきれないことがはっきりしているのに、 いつまでたっても軍隊の救援活動が始まらないのにも疑問だし。 これ書いてる時点でのはなしだけれども。
アメリカの軍隊の輸送能力なんてものすごいじゃん。 日本の自衛隊や政府が災害時において「最高の働き」をしている とも思わないけど、アメリカって国内の情勢の把握に関しては かなり鈍いんじゃないかと思った。
ニュースの映像や報告を丸呑みにするのは危険だけど、それでも 現地の映像が流れるたびにやりきれないような気分になる。
「やりきれない」って言っても、自分が何か行動していて だけども及ばなかった、というわけではないので、この感情も 思い上がりはなはだしいのかもしれない。
救援を呼びかけると同時に、あんた司令官なんだから、もうちっと 何かできることあるでしょうが・・・。
■■■ 日本もさ、ちょっと前に首都圏が地震に見舞われた際のシュミレーション みたいなデータを公表してたよね。 何万人死ぬとか、帰宅困難者が何百万人とか、規模はどうあれ日本に とって「地震」は避けられない天災だから、ああいうものを出すことで 心構えや備えを持っておくことは必要なことだと思う。
けどなあ・・・首都圏だけが大切か、とも一方で思うわけですよ。 このあたり、地方出身者のひがみと思われるかもしれないけどね。
地元ね、原発ばっかりなんですよ。 先達ての宮城県沖地震では震度5だったしさ。
原発が一基でも壊れちゃったら逃げられないんですよ。 北にも南にも、海にも出られない。
距離の違いはあれどもどこ見ても原発ばっかり。 誘致した地元の責任だろ、という考えの人がいるのもわかってるけど そこで発電した電力を誰が使ってるのかってはなしですよ。 長い長い送電線の先にあるのが首都圏ですから。
天災が人災を引き起こす、格好の材料がそろっとるよ。 放射能がもれたら、上のニューオリンズじゃないけど、救助を待つ なんて悠長なこと言ってられるかしら・・と思いますよ。
現地に入るのも、現地から避難するのにも規制がかかるだろうし。
首都圏の被災シュミレーションをやるなら、原発がぶっ壊れたときに 住民がどうすればいいのかっていう対策も立ててほしいもんです。
目に見えないから。 ■■■
何か、荒れた文面ですみませんでした。 ぎんたまもえ!と全然関係ない・・・。
あああ、なんだろうなあ! 何か出来ることないのかなあ! カメラの向こうで人が死んでるのになあ!
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