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選択するのって難しい


3月23日、何も解らないまま。
バイトをすることになった○オンの食品レジ、デビュー。
もちろんひとりじゃないのだけれど。
教えてくれる人は付いていてくれるのだけれど……。
今まで客側でよく利用していたスーパーなのに。
立場が入れ替わっただけで、全く知らない風景に愕然。
も、アタマの中、真っ白。
もちろん。
スムーズにレジをこなせるワケなくて。
緊張と落ち込みのダブルパンチ。
4時間勤務だったのだけれど。
終わったときには、バーンアウト状態。
家への帰り道もなんだかわからなくなってしまうという、
情けなさ(涙)。


で。
トボトボ家へ帰り着くと。
「もうこのジャンルの小説はかかないゾ!」
と決めて執筆を止めた小説雑誌の編集者さんからメール。
5月に特集を組みたいからなんとか復帰してくれないか? とのこと。
う〜〜〜ん〜〜〜。
確かに。
○オンの食品レジで1時間、ひーひーしながら働いた金額と。
原稿1枚を、気持ちがノッている状態で書いた原稿料を比べれば。
その差はとても大きいのね。
レジのバイトが未知のセカイで。
あんまりにヘコんでしまったから。
ついつい。
書きたくないと思っているジャンルでも。
小説を書きたい、って私には。
その方がいいのかなあ……。
なんて。
弱気になっているのです。


けれど。
そのジャンルの小説を書かなくなったのは。
これ以上書いていくと、そもそも私が目指していた、
小説を書くことはできなくなるよな、って危機感が大きくて。
止めたワケだから。
バイトがキツイからって。
泣き言いっちゃダメなんだよな、自分。


でも。
キモチは揺れてるなあ……。

2006年03月23日(木)




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