今日から、おさるが中学の友達と一泊二日の旅行。 朝、早かったので、アタシは絶対見送れないと。 昨日の夜、「行ってらっしゃい」と「楽しんできてね」の挨拶。 一年ほどはすももとふたり(?)だけの暮らしだったので。 おさるがいなくても、ま、こんな感じ、ってだけだったのに。 夜。 シャワーを浴びて、まだまだマッパに近い時。 元相方さまからの電話。 「玄関、開けてくれよ」と。 今のアパートには呼び鈴、ないので。 ガラス戸の玄関をコンコンしても、気がつかないことがあり。 慌てて服を着て玄関を開けると、そこには荷物一杯の元相方さま。 「食生活、良くないだろ」 なんて言いながら。 あれやらこれやら……。 おまけにデパ地下で買ったお上品な海鮮ちらし寿司までも。 お肉が食べられないだろ、って。 笑いながら。 パパさん大好きっ娘のすももは、突然の元相方さまに大喜びで。 喜んで、喜んで、心臓が煽るほど喜んで……。 「一人じゃ寂しいよね」って。 もう二年も前にリコンしたアタシに。 どうしてそんなに優しいんだろう。 別れた理由は、アタシの勝手なことだったのに。 なぜ今でも変わらず。 優しいんだろう……。 後ろ手に手を振った姿。 目に焼き付いて、離れない。
アタシのホンネはね。 今までも、これからもずっとね。 変わらないよ。 何があっても、さ。 アタシはアナタの幸せを想うし。 空へ還るまでずっと。 好き、なんだと思う。 これ。 間違いのない、ホンネだよ。
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