癒される

『不思議なﾋﾟｸﾐｰ』って。
一応ｵﾝﾗｲﾝｹﾞｰﾑ（らしい）を初めて一年。
毎日洋服を変えたり、ｺｹ玉ってﾋﾟｸﾐｰたちが暮らすﾙｰﾑみたいな処、模様替えしたり。
飽きず楽しんでやっている。
生物成長系は、ちょっとほかっておくと、悲しいことになるから。
前に、ﾆﾝﾃﾝﾄﾞｰDSのｹﾞｰﾑ。
やってたんだけれど。
その主、ある日突然いなくなってしまった。
その時のﾒｯｾが、『あまりかまってくれないから家出します』、と。
信じられない結末。
それはあんまりだ−。
と、しばらく生物成長系は苦手意識があったのだけれど。
このﾋﾟｸﾐｰはそういうこと、ないみたいで。
ただ、ｲﾍﾞﾝﾄ､ｲﾍﾞﾝﾄでそれは忙しい。
おさるに、ｵﾝﾗｲﾝでｲﾍﾞﾝﾄが沢山あるのは、もう終了間近じゃね？　なんて言われながら。
いきなり終了のﾎｲｯｽﾙはまじ、勘弁して欲しい。
それなりに感情移入してるからなー。
ただ、見ているだけでいい。


「水人、ﾍﾟｯﾄﾛｽになんなよー」
とおさる。
「なるに決まってんじゃん。疑似空間の生き物でさえ、終了してしまったら落ち込むのに。すももがもし自分より先に死んでしまったら、ﾍﾟｯﾄﾛｽという路。立ち直るのにどれくらいの時間が必要かわかんねーよ」
「だろうなー」
実際、もしそんなことになったら、本当に。
どう立ち直れるか、全然わからない。
すもも、に。100%の気持ちで依存している。
も、可愛くて可愛くてどうしようもなくて。
存在そのものを丸ごと愛おしく思っている。


今は。
ﾋﾟｸﾐｰに癒され、そんですももに癒され……。
いつまで続くのか、わからない幸せ。
外へでないから。
この頃はｽﾄﾚｽって文字もない。
このまま。
すっ〜と。
永遠の眠りにつけたらいいな。