とある町で
DiaryINDEXpastwill


2008年11月06日(木)

人は
「越えられない」と思うほど
高い壁にぶつかったとき
どうすればよいのだろう。

眼がみえず
耳も聞こえないという大変な苦境から這い上がってきた人の
珠玉の言葉を
聞く機会があり
考え込んでしまった。

この困難には意味がある、と。


昨日
職場でまたしても人事騒動があり
家では下の子とのバトル?で疲れ果ててしまって
最低限の家事だけして
倒れこむように眠ってしまった。←最近いつものこと。^^;

一夜明けて
まだボーっとしているが
そう
頭の隅では
私の困難などしれたものだ、と
分かってはいるのだが
起きているのさえしんどくて。


答えなどないことを
私も分かっている。


子供の頃
地平線が見渡せる野の道を
父が運転する車に乗って
ひたすらまっすぐ走り続けたときの景色を
覚えている。

あざみの花が欲しくて
車を止めてと言ったけれど
父は無視して走り続けた。
父はそういう人だったし
多分そのときは疲れて
車を止めたくなかったのだろう。



私はあざみの花は手にしたけれど
野の真ん中で一人
道を探しあぐねている。


久美

My追加