とある町で
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人は 「越えられない」と思うほど 高い壁にぶつかったとき どうすればよいのだろう。
眼がみえず 耳も聞こえないという大変な苦境から這い上がってきた人の 珠玉の言葉を 聞く機会があり 考え込んでしまった。
この困難には意味がある、と。
昨日 職場でまたしても人事騒動があり 家では下の子とのバトル?で疲れ果ててしまって 最低限の家事だけして 倒れこむように眠ってしまった。←最近いつものこと。^^;
一夜明けて まだボーっとしているが そう 頭の隅では 私の困難などしれたものだ、と 分かってはいるのだが 起きているのさえしんどくて。
答えなどないことを 私も分かっている。
子供の頃 地平線が見渡せる野の道を 父が運転する車に乗って ひたすらまっすぐ走り続けたときの景色を 覚えている。
あざみの花が欲しくて 車を止めてと言ったけれど 父は無視して走り続けた。 父はそういう人だったし 多分そのときは疲れて 車を止めたくなかったのだろう。
今 私はあざみの花は手にしたけれど 野の真ん中で一人 道を探しあぐねている。
久美
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