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会いたい、とはずっと言っていたけれど、 まさか本当に会えるなんて思っていなかった。
でもわたしはここ数日会いたいのピークで 一日に、…最低でも一度は、会いたいとメールを送っていた。
彼の顔が見たかった。 彼の声を聞いて、安心したかった。
わたしにとっての彼は、 本当に今のふるさとのようなものだから。
週末も仕事に追われていた彼。
「楓に会いたいなぁ」と送られてきたメールに 「月曜なら昼間は時間が取れるよ」と返していた。
そして。 彼が仕事を調整して、本当に搾り出すように時間を作ってくれた。 もっとも、その一部は仕事がらみ、だったのだけれど。
ただ。 仕事がらみのその場に、わたしがついていってもいいものか かなり不安はあったから、思わず 「ねぇ、わたしがついていっても大丈夫なの?」そう聞いてしまった。 前にもあったのだけど、彼は本当に堂々としたもので。 「うん、大丈夫だよ^^」としゃらっと言うだけ。
でも彼が言うのなら問題はないのだろう。 …かなぁ。
彼の仕事、の片隅をほんの少しのぞく。 やっぱり仕事してる時の彼は、ちょっと違う。
わたしはその間、ちょっと手持ち無沙汰だったけれど、 あちこち歩いてみたり、なんだか挙動不審^^;
そろそろ疲れてきたころに彼が迎えに来た。 「ほったらかしにしてごめんね^^;」だって。
わたしは彼の顔を見られただけで満足だったから。 こんな場所に連れて来てもらえるなんて、それだけでも嬉しかったから。 手をつないで、この街を歩けることが嬉しかったから。 だってここは彼にとってのほんとうの公の場所。 そんなところに連れて来てもらえるなんて、ちょっと信じられなかったから。
しばらく手をつないで街を歩いた。 若者の多い(笑)…というか、若者だらけのその街を。
それから、ほんの少しの時間だったけれど。 ホテルに入った。
なぜこんなに愛おしいのかわからない。 どうしてこんなに好きになってしまったのか。
ね。 わたしはいつまで、あなたのそばに いられるのかな。
菜々
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