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2005年10月10日(月) 突然。

会いたい、とはずっと言っていたけれど、
まさか本当に会えるなんて思っていなかった。

でもわたしはここ数日会いたいのピークで
一日に、…最低でも一度は、会いたいとメールを送っていた。

彼の顔が見たかった。
彼の声を聞いて、安心したかった。

わたしにとっての彼は、
本当に今のふるさとのようなものだから。


週末も仕事に追われていた彼。

「楓に会いたいなぁ」と送られてきたメールに
「月曜なら昼間は時間が取れるよ」と返していた。

そして。
彼が仕事を調整して、本当に搾り出すように時間を作ってくれた。
もっとも、その一部は仕事がらみ、だったのだけれど。


ただ。
仕事がらみのその場に、わたしがついていってもいいものか
かなり不安はあったから、思わず
「ねぇ、わたしがついていっても大丈夫なの?」そう聞いてしまった。
前にもあったのだけど、彼は本当に堂々としたもので。
「うん、大丈夫だよ^^」としゃらっと言うだけ。


でも彼が言うのなら問題はないのだろう。
…かなぁ。


彼の仕事、の片隅をほんの少しのぞく。
やっぱり仕事してる時の彼は、ちょっと違う。


わたしはその間、ちょっと手持ち無沙汰だったけれど、
あちこち歩いてみたり、なんだか挙動不審^^;

そろそろ疲れてきたころに彼が迎えに来た。
「ほったらかしにしてごめんね^^;」だって。

わたしは彼の顔を見られただけで満足だったから。
こんな場所に連れて来てもらえるなんて、それだけでも嬉しかったから。
手をつないで、この街を歩けることが嬉しかったから。
だってここは彼にとってのほんとうの公の場所。
そんなところに連れて来てもらえるなんて、ちょっと信じられなかったから。


しばらく手をつないで街を歩いた。
若者の多い(笑)…というか、若者だらけのその街を。


それから、ほんの少しの時間だったけれど。
ホテルに入った。

なぜこんなに愛おしいのかわからない。
どうしてこんなに好きになってしまったのか。


ね。
わたしはいつまで、あなたのそばに
いられるのかな。


菜々 |MAILPhoto


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