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2006年09月26日(火) 「おみ足をどうぞ」

夏に彼と二人で、自然の中に行った。
冷たい水が流れてくるせせらぎ。

気持ち良さそうだったから、足を洗ってみようと
川に足をつけた。

山の方を見ていた彼が
私を見てにっこりとこう言った。

「お嬢さま、おみ足をどうぞ」
いたずらっぽく彼が笑う。

私は穿いていたパンツの裾を少し上げて
彼に足を差し出す。

冷たい水で、彼の指が私の足を洗う。
綺麗に、すみずみまで、まんべんなく。

ただそれだけの行為だけれど
ほんの少しエロティックで
とても嬉しかった瞬間だった。


菜々 |MAILPhoto


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