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2006年11月24日(金) 忘れな草

岩の間にそっと咲いていた忘れな草。

「これ、忘れな草だよ」

そう言ってやさしく微笑んでくれた
夏の日差しの中の彼。

わぁ、としゃがみこんで
シャッターを切っていた私を
彼はそのまま見つめてくれていた。


ひとの命は限りあるもの。

もしもわたしが。
あなたよりも先に遠いところに行くことになっても
わたしのことを忘れないでね。

ずっとずっと、覚えていてね。


青い小さな花。


おぼえて、いてね。


菜々 |MAILPhoto


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