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青く青く澄み渡った空。 きらきらと輝いているように見える銀色の頂。
「うわぁ、綺麗だ」
そう言ってにっこりと彼は笑った。 雪の状態は残念ながらあまり良いものではなかった。
それでも楽しそうに、あっという間に滑り降りてゆく彼の後姿を見ていると 初心者用ゲレンデであることが申し訳なかった(笑)
見事なフォーム。 滑らかに、流れるように。
舞い立つ雪が、きらきらと光り 一層彼を引き立てているようにも感じた。 (…まぁ、贔屓目も多分にあることは否めないけれど。笑。)
去年は諦めざるを得なかった冬の楽しみ。 今年は年の初めから思う存分楽しめた。 そしてその夜は、久々のお泊り。
夕食時にも軽く乾杯はしたけれど 私は飲まずにとっておいたボジョレーを持参で、 その夜は二人で、テレビを見ながらお喋りを楽しんだ。 BSで放送していたその番組は、音楽も映像もすばらしくて 結局二人で見入ってしまっていた。 こういう趣味が合うのがとてもいいなぁと思う。 私がいいと思うものは、彼もまたそうだというのは幸せ(^.^)
帰りの時間を気にしなくてもいいというのも久しぶりで。 いつまでもひっついていたいという願いも完璧に満たされて。 彼の腕枕で。 気がついたら朝になっていた。
きらきら。 その日も眩しい朝だった。
菜々
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