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2008年01月27日(日) そういう瞬間

なんとなく微妙な雰囲気の一ヶ月だった、と思う。

わたしはずっと引きずっていたし
(いや、自分でもおとなげないよな、とは思うのだけど)
彼は仕事面でもいろいろとあったらしく、
わたしのことを気にかけながらも、存分に時間も取れない状況で。

それでも、毎日必ずメールはあったし
時間の合いそうな時は電話をし合ってた。

わたしは彼を失うことがどういうことかよく考えたし
多分彼もそうなんだと思う。

だから、なんとなく「あれ?」っていうような気持ちの中でも
お互いにお互いを失うことはしたくなかったのかな。
少なくともわたしはそうだった。


泊まりで会える事が確定して
二人だけの時間をちゃんと持てて
ようやくそれで、心の中の色んなものがとけたみたい。

星も回ってくれたんだろう。


つないだ手。
笑顔の彼。
ふとした瞬間のキス。

それが、本当に自然に、もとにもどった。
ある一瞬から。


そういう瞬間って、確かにある。


不思議。





菜々 |MAILPhoto


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