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2011年03月15日(火) 祈る

そのときたまたま自宅近くにいた。
用事があったので会社を早退していた。

当日夜から2泊で出かける予定だったのだけれど当然キャンセル。

余震におびえながら、まんじりともせず夜を明かす。
1時間ほどうとうとした程度。

震源地から離れたここでさえこうなのだから
被災された方たちはどれほどの思いだったか。

自分たちの生活が、いかに贅沢なものだったかをこういう状況になり思い知る。

電車が動かない、電気が使えない、物が手に入らないと文句を言う前に
それまでの自分たちの生活をよく考えるべきだと思う。
わたしたちの日常だと思っていたそれは、あって当然ではなくて
どれほど感謝すべきものであるかを考えるべきだと思う。

自然に太刀打ちなどできないのだから
こうなってしまったら今何ができるかを、何をすべきかを
ひとりひとりが考えなくてはいけないと思う。

原発にしても、中の人は必死で作業をされている。
文字通り命を掛けてだろうと思う。

そして何より被災された方たちを思えば
節電も、電車が使えないことも私は特段何も思わない。

計画停電だって、全部きちんと時間を教えろなんて、
この事態にそんな全部マニュアル通りになんて・・・

こんな時にでもわたしたちは普通に暮らせている。
それだけで十分じゃないのか。

わたしはそう思うのだけど。

そうじゃない人も多いということ、なのか。。

とにかく少しでも多くの人たちの力になれれば。
今はそう思う。









菜々 |MAILPhoto


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