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そのときたまたま自宅近くにいた。 用事があったので会社を早退していた。
当日夜から2泊で出かける予定だったのだけれど当然キャンセル。
余震におびえながら、まんじりともせず夜を明かす。 1時間ほどうとうとした程度。
震源地から離れたここでさえこうなのだから 被災された方たちはどれほどの思いだったか。
自分たちの生活が、いかに贅沢なものだったかをこういう状況になり思い知る。
電車が動かない、電気が使えない、物が手に入らないと文句を言う前に それまでの自分たちの生活をよく考えるべきだと思う。 わたしたちの日常だと思っていたそれは、あって当然ではなくて どれほど感謝すべきものであるかを考えるべきだと思う。
自然に太刀打ちなどできないのだから こうなってしまったら今何ができるかを、何をすべきかを ひとりひとりが考えなくてはいけないと思う。
原発にしても、中の人は必死で作業をされている。 文字通り命を掛けてだろうと思う。
そして何より被災された方たちを思えば 節電も、電車が使えないことも私は特段何も思わない。
計画停電だって、全部きちんと時間を教えろなんて、 この事態にそんな全部マニュアル通りになんて・・・
こんな時にでもわたしたちは普通に暮らせている。 それだけで十分じゃないのか。
わたしはそう思うのだけど。
そうじゃない人も多いということ、なのか。。
とにかく少しでも多くの人たちの力になれれば。 今はそう思う。
菜々
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