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2011年05月10日(火) 想い。

久しぶりの、二人でのお泊り。
待ち合わせしていたのが3.11。

あの日、だったから、当然、といえば当然だけどキャンセルになった。
そしてあの日を境に日本が大きく変わったように、
わたしと彼の時間の流れも大きく変わった。

もともと3月というのはただでさえ忙しい時期。
自営業の彼にとっては尚更。
今年はそれに加えて震災に関わるいろんなことがあって
1ヶ月半、まったく会えなかった。
メールもほんのわずか。電話も数回。
メールは・・・わたしは朝と夜送っていたけれど
彼の方にそんな余裕はなくて、数日に一度おやすみのメールが届くだけ。

4月の下旬に入り、なんとかランチを2回。
ほんの1時間、ふたりでご飯を食べただけ。

あとは少しだけ彼とビジネスライクな時間を過ごした。

目の前にいる笑顔の彼。笑顔のわたし。でもふれあえない時間。
セックスがすべてじゃないけれど、セックスで溶けるなにかはきっとある。
彼をほんの少し遠く感じた。

・・・でもそう思っていたのは、わたしだけじゃなかった。
5月に入り、少しずつ少しずつ交わす言葉が元のようになってきて、
彼に感じていた「遠さ」を少しずつ感じなくなってきた。


色んな意味でようやく余裕がでてきて
今週末、ひさしぶりに彼とゆっくり会える。

2か月前に止まってしまった時間を
ゆっくり動かして
心を、からだを、溶かしてこよう。



菜々 |MAILPhoto


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