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久しぶりの、二人でのお泊り。 待ち合わせしていたのが3.11。
あの日、だったから、当然、といえば当然だけどキャンセルになった。 そしてあの日を境に日本が大きく変わったように、 わたしと彼の時間の流れも大きく変わった。
もともと3月というのはただでさえ忙しい時期。 自営業の彼にとっては尚更。 今年はそれに加えて震災に関わるいろんなことがあって 1ヶ月半、まったく会えなかった。 メールもほんのわずか。電話も数回。 メールは・・・わたしは朝と夜送っていたけれど 彼の方にそんな余裕はなくて、数日に一度おやすみのメールが届くだけ。
4月の下旬に入り、なんとかランチを2回。 ほんの1時間、ふたりでご飯を食べただけ。
あとは少しだけ彼とビジネスライクな時間を過ごした。
目の前にいる笑顔の彼。笑顔のわたし。でもふれあえない時間。 セックスがすべてじゃないけれど、セックスで溶けるなにかはきっとある。 彼をほんの少し遠く感じた。
・・・でもそう思っていたのは、わたしだけじゃなかった。 5月に入り、少しずつ少しずつ交わす言葉が元のようになってきて、 彼に感じていた「遠さ」を少しずつ感じなくなってきた。
色んな意味でようやく余裕がでてきて 今週末、ひさしぶりに彼とゆっくり会える。
2か月前に止まってしまった時間を ゆっくり動かして 心を、からだを、溶かしてこよう。
菜々
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