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相変わらず彼は忙しくて。 6月頭なら少し時間が取れるかも、なんて言ってたくせに 結局仕事が入ってしまい、次の約束は6月の頭を過ぎた頃。
ま、約束があるだけいいんだけれど。 でもそれだって仕事がらみで、そのあと数時間やっと時間が取れるだけ。
(#^ω^)
でもそれだって、やっとの思いで作り出す時間で。 睡眠時間を削って仕事をしている今の状況に 我儘を言えないのは十分わかっている。
今いくつかやっている仕事のうちのひとつはかなり大きなもので。 それが終わると。 彼はきっともっと名のある人になっていく。
わたしは同じ位置にいるだけなのに。 彼が遠くなる気がする。 ずっと、そんな気がしてる。 その話を聞いた時から。
それは喜ばしいことなんだ。 わたしと付き合っていてどんどん運が下がるのはちょっと嫌だけれど 大きなチャンスが廻ってきて、それを自分のものにすることができるのなら それはとても素晴らしいこと、なんだ。
なのにわたしは素直に喜べずにいる。 今よりもっと会えなくなる、きっと。
おめでとう、って言葉にするけれど、 良かったね、って笑顔で言うけれど、 わたしはひっそり涙をこぼす。
想い出が脳裏をよぎる。
変わらずにいられたらよかった、のに。
菜々
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