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2011年06月26日(日) 寒い日の日向のような。

色々あって、かなり落ち込んでいた。
彼のことではなく、家庭のことでもなく、自分自身のこと。
自分では如何ともしがたい、努力だけでは越えられない壁とか
そんなことに対してかなり落ち込んでいた。

全てに関してやる気がなくなっていて
毎日やらなきゃいけないことすらも苦痛になって。

こんな時に限って彼は忙しくて。
会うことなんてとてもできない状況で。

そんな先週のある日。
彼から、電話がかかってきた。
たぶんメールの中のわたしのことばに感じることがあったんだろう。

忙しい時間の中で、数十分だけ、
わたしにくれた時間は、
寒風吹きすさぶ真冬の寒い日の日向のように
暖かくて優しくて、
切ないほどに嬉しかった。


わたしはまだ抜け出せずにいるけれど、
そこに陽だまりがあるから、きっともう少し大丈夫。

震災後の不況は、色んな人の運命を変えている。


菜々 |MAILPhoto


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