日記

2005年09月15日(木) 二宮金次郎

二宮金次郎の伝記をみました。名前ぐらいは存じておりましたが、こんなにすばらしい方とは知りませんでした。彼は江戸時代末期の天保に小田原藩の農民の子供として生をうけたのです。5歳のとき両親の家畑を全部川の氾濫で無くしそのため働きすぎた両親が亡くなり親戚にひきとられたそうです。氾濫した川の土手に松の苗木をうえたそうです。(この土手がくずれなければ川の水がおしよせてこなかったと)そして荒れた田を10年かかつて元にもどし家もたてなおしたそうです。無一文からそこまでになった金次郎のことを伝え聞いた小田原藩の領主が彼に離れた場所にある小田原藩の土地の農民の年貢がすくないのでちゃんと年貢がおさめられるようにしてほしいと言われたのです。そこで10年間は何も口だししないという条件で引き受けたのです。農民は実際にとれるであろう年貢の2倍もの年貢を要求されていて働く意欲を無くしていました。そこで年貢の額を1/4に減らし、まじめに働くひとには褒美をあたえ、なまけたりずるをする人にはきびしくしたそうです。「民が苦しんでいてなんで国が栄えるであろう」どこかの国の首相にお聞かせ願いたい!と思いました。そして天保の大飢饉がやってきたときそこの農民たちは金次郎の指示で食物の蓄えをしていたので飢えることがなかったそうなのです。茄子とかの成長から変調にきがついていて指示をだしていたそうです。こういう人がお役人なら!そして小田原藩の城下の農民たちを飢えから救うために城の米蔵を開放させたりしたのだそうです。そのときの役人たちとのエピソードがいろいろあって、自分達は責任をとりたくないから米蔵を開放する許可をたらいまわしにすることとか飢えから民を救うためにはどうするかを話しあう前に食事をしてからにしましょうと役人が言ったとか今の政治家達と同じだ!と思ってしまいました。民を救うためにいろいろな方法も考えそれを実行した金次郎さん!現代に金次郎さんがいれば私は金次郎さんに1票!と


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momo [HOMEPAGE]

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