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■ 不倫の事情 〜過去の恋愛１２〜
CHINEMAに「FULL HOUSE: Season 1」更新。
やっぱり大好き。10年経った今でも充分面白ィ。
携帯サイトオープン。
TOPに貼ってあります。
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高橋さんの家には至るところにお金が置いてある。
500円貯金をしているらしく、
玄関にはかわぃらしぃ貯金箱。
リビングのTVの上にガラスの瓶と、
大きな箱。
これらの中に、
数え切れないくらぃの500円玉が入っている。
アタシは彼の家に行くたびに、
その500円玉を数枚持って帰っていた。 （本人目の前にして）
いつものように部屋にいると、
「なぁなぁ、俺と結婚しようやぁ〜」
「は？イヤよ」
「なんでよ。家事とかせんでいぃで。居てくれたらいぃからさ」
「バカか。アタシまだ二十歳そこそこよ？こんな年齢で結婚なんて出来るか」
「結婚は早いほうがいぃって〜」
何を言っても通じない。
仕方なくアタシは、
「結婚するほど、高橋さんのこと好きじゃなぃ」
と冷たく突き放した。
コレでこの関係が終わるなら、別にそれでもイィ。
この男は何を言っているのでしょう。
35歳を過ぎた結婚願望が強い男は、こんなもんなのか？
でも家事をしなくてイィ･･･っつーのは惹かれる。
しかもお小遣いとして毎月10万くれるっていうし。
だけど、そんな待遇が一生続くワケがなぃ。
あぶなぃあぶなぃ、危うく騙されるとこだった。
それからも、
毎日毎日社外で逢うたびに
「結婚しよーやー」
「いぃから、とりあえず結婚しようよ」
「お願いっ！ホント結婚して」
これらの言葉を繰り返す。
あぁ、、、うっとぉしぃなぁ。
何、このおやじ・・・。
アタシは前にもまして、そう思うようになっていた。
でも、同じ会社。
隣の席。
また社長が出てくるかも･･･。
たまにお互いの休日が一緒になって、
買い物に行くのだけども、
服装が相当やばぃ。
目がくらむショッキングピンクのポロシャツに、
ハーフパンツ。
おっさん特有のセカンドバッグ。（エルメス）
そして四角い大きな白ぃフレームのメガネ。
ここまでくると、
もはやコメディアンにしか見えない。
どうやら彼は原色が好きらしく、
赤・ショッキングピンク・黄色・緑・青
などといった、絵の具で言えば、
わかりやすい奇抜な色が大好きなのだ。
いや、好きだけなら別に構わない。
だけど、それをオシャレの知識も何もなぃのに、
服装に取り入れたりするから、
ただの趣味の悪いオヤジになってしまぅのだ。
キツィ、、、ホントマジで。
店内に入ると、できるだけ離れて歩く。
アタシは、なぜこの人と一緒にいるのだろう？
ホントバカだ。
2005年10月19日(水)
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