イソップ童話です。

あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。

そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。

まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。

しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。

次に、太陽が燦燦と照りつけた。

すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。

これで、勝負は太陽の勝ちとなります。



素敵な話です。

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる。

また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。


ということです。


難しいね。

難しい。

場合によっては。

そんな甘いこと言ってたら間に合わなくなって全部終わっちゃうかもしれないのにね。


今は考えずに前に進もう。


ああ。


君の手を握りながら。


キレイな満月が見たい。

俺様 ｜MAIL