私の雑記帳
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2005年12月01日(木) |
使い切りの幸せをかみしめてみる |
Fのことを思いながら占いなどやっていると、突然彼から携帯が鳴った。私にくれると言ったクリスマスケーキの最終確認の件だった。 Fが詐欺にあった話の後日談や、驚いたのは私を騙した詐欺師が現れそうな所に行って犯人の車(車種と番号で)を探してみたけど捕まらなかった、などと言った。電話で話すとき以外は私のことなど全く忘れていると思ったのに、Fのなかに私の存在があったことが嬉しかった。(それが愛でないのはさみしいけれど)
前から報告しようと思っていた、私が最近になってジャニスの「pearl」をよく聴いていることを話した。「あれの良さがわかるようになったなら、お前も大したもんだ」と偉そうにぶつぶつ言っていた。この歳で成長を褒められても嬉しくないが、そんなふうに目上(格上)の人間から言われる機会などもう何年もなかったから、そういうことが新鮮に感じる。 Fと話している数分間は夢のようにあっと言う間に過ぎて行った。最後に私はまた「私を置いて、どこか遠くに行ってしまわないで」と言った。どんなに私が願っても彼はやがて東京に戻るだろう。それがわかっていて、まだ私から完全に居なくならないで、と願ってしまう。Fに期待してはいけないのだが、こうして声を聞くと嬉しいし、ほんの少し幸せ。 Fとの将来に渡っての長い幸せはないけれど、使い切りのような1回限りの小さな幸せを、いまだけかみしめている。 それほど私は愛に飢えているんだろう。
・・ いま、ニュースで地元西武撤退のニュースが。 Fが仕事を辞めたときに西武へ行く話しもあったようで、私はそちらの方が良かったでは・・と思っていたが、とんでもない。もし西武だったら、来年には確実に余所へ転属になってしまっただろう。何が不幸で何が幸せなのか、まさに「塞翁が馬」でわからないもの。(もちろん、いまが幸せなのかも本当はわからないのだけれど)
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