私の雑記帳
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3月の約2年半ぶりの再会から、もうじき4か月たつ。 いろいろあって、何度か会った。 白髪も皺も相当増えてかなり老けていた。 血を吐いて入院していたこともあったらしいが病院嫌いで受診も健康診断にも行かない。死んでもいいと本気で言う。 終活の一環で私にCDや本をくれた。そんなもの要らないのに。
長く話すうちにいろいろな嘘が見えてきた。 かつてのあれもこれも嘘だった。 でも何も知らない、気が付かないフリをしている。 息をするようにつくウソ。
一緒にいると楽しい。 インテリの二枚目だから好きになった。 でも今はすっかり老いてしかも相変わらずお金もない。
ずっと吐きたくなるほど夢中だった。 何が何でも手に入れたいとずっと思っていた。 でもそれは虚しい蜃気楼を求めることと一緒なのだ。 彼にはある種、実体がない。 心がない。 だから、一矢報いたいと強く思う。 私のようなさえない、見た目も悪く頭も悪く若さもない、単なる知り合いとしか思われていない女でも、いつか必ず逆転できると信じて(信じてないけど)深呼吸して、ゆっくり自分を解放していきたい。
私はゆっくりと呪いをかけることにする。
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