チャリンコの 立ちこぎしていた女子高校生の ミニスカートが
めくれて、スカートの下は、ヒラヒラエロおパンツしか
はいてなかった事に 驚いている場合じゃないんです。
そんな事 たいした事 じゃないんです。
私には、でんでん 関係ない事ですから。
朝っぱらから お腹が痛いんですよ。
だって 走らないとヤヴァイんです。
遅刻しちゃうんです。
なんたって、朝まで冬休みの宿題してたんですから。
私ってば、中学生だったんですよ。
すっかり 忘れてました。 テヘッ。
私は、いつも通り しゃかりきに 走ってたんです。
犬のう○んを 踏んじゃったり するじゃないですか。
色といい。
艶といい。
形といい。
臭いといい。
あからさまに、う○こなんです。
う○こ以外考えられないんです。
しかし、そんな事 どうでもいいんです。
私の目的は う○こじゃなくて 学校へ行く事なんですから。
犬のう○こを 踏んだ事なんて、私の これからの人生において
何の 問題もないんです。
だって 私は、いつも何が あったって 冷静ですから。
走りながらも、目撃者が いなかったか確認するし
もしかしたら、う○こを踏んだ事は、気のせいだろうと
思ったりもするんです。
だって おかしいじゃないですか。
この私が 犬のう○こを 踏むなんて あり得ませんよ。
ましてや、知らない家の ブロックになすり付けるような事は
断じて あり得ない事なんです。
靴の裏を見て う○こが付いてない事を 確認して足早にその場から
逃げた事なんて でったいに 口が裂けても言えない事実。
そして、今日もチャイムの終わりと共に 教室に入った
私は、偉いと思う。
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