First Day New index HOME


あみの秘密日記
水城あみ

HOME

My追加



2005年06月27日(月)
取り扱い注意の男




クラスメートの 岡田君に、呼ばれ

体育館前に 来たのです。

そこで 私は、息を飲んだ。





こんなに ドキドキしたのは、初めて。


何とかという木の枝に 千円札が 1枚挟まってるじゃないですか。







これは、まさしく 神様からの ご褒美!?


ホント私ってば 頑張ったもの。

何を頑張ったのか 解らないけど、頑張ったもの。






私は、すぐさま 周りに人が いないか 確認。(シュッ!!)

素早く、ポケットに 入れてからも、周りを 確認。(キョロキョロ)

ホッとして、ハッとして 周りを 確認。(ギョロ)






まさに 誰から見ても できる女。

なんて 素晴らしい 女なのでしょう。






昨日までの 私とは、180度 違います。

もう 棒で突っつくような、ふざけた事など しないのです。




これで、もう安心。

何も無かったように、この場所から 離れてしまえば

私の 勝ちなのです。






だけど、私は 考えました。

まだ 何処かに お金が落ちてや しないかと。






そして、悔いの殘らぬよう 心ゆくまで お金を 探しまくったのです。






すると、どーでしょう。

大きな桜の木の下に、百円玉が、落ちてるじゃないですか。

私は、走りました。

今年1番走りました。





そして、百円玉を 拾おうとした その時。

その百円玉を こともあろうか、踏んずけるヤツが いたのです。





岡田 「これ、俺のだから。」


あみ 「うそ!?」





岡田 「今、落とした所。 水城 何やってんの?」


あみ 「別に。」





岡田 「千円 返したからな。」


あみ 「えっ!? 何のこと?」




岡田 「あそこの木に 千円 あっただろ?」













ぬあんですってぇ〜〜!! (゜□゜*)





あれは、神様からの ご褒美じゃなかったの?

岡田君が、私に返すべき 千円札 だったとでも 言いたいの?





あみ 「ねぇ 岡田君 いつから そこに いたの?」


岡田 「水城が 来る10分前から。」







な、何だこの見事な いやがらせは。。。!?

そして、何という 屈辱感。





私を こんなにも 辱め やがって。

ホント 許せません。人として。





これは、一体全体 どゆ事!?


お金の 返し方と いうものはですよ。

こんな形で 返すものじゃ ないんじゃ ないですか?






しかも 岡田君と私は、ただのクラスメート。

真っ赤な 他人ですよ。

それと、千円という大金を、バカに しくさってませんか?




先週の土曜日に、


私が 千円という大金を 岡田君に 貸した時の 私の想いを 知っていますか?

清水の舞台から 身を 投げる想いで、貸したのですよ。




岡田君は、私の心を もてあそぶ 羅刹の所業。

ホント許せません。

許せないにも 程がありますよ。




岡田君は、私の前で 土下座し、こう言うべきなのです。





岡田 「先週の土曜日は、大変申し訳ございませんでした。
    お陰様で 助かりました。
    これは、つまらないものですが、バームクーヘンです。
    ご家族みなさんで、お召し上がりください。」






とか、何とか言っちゃって、新札の 千円札と一緒に 私にくれるのが、

常識 なんじゃ ないんですか?



そのくらい、中学で習ったよね?

道徳の 時間にさ。


と、言う事で、岡田君は、デブ抹殺の刑。