阪神4−5巨人
9回裏2アウト満塁、得点差は2点、打者のカウントは2ストライクナッシング。四球連発でコントロールに苦しんでいたロメロ投手がこの場面でフォークボールを大暴投して3塁ランナーが生還。得点差が1点になった。今度は一打で同点もしくは逆転、2夜連続サヨナラ負けの大ピンチ。
ここで解説者は「もうストレート一本を待ってれば良いでしょう」と言った。俺は、「ここで“普通の”フォークを投げられれば檜山は三振するだろうな。でもロメロのこのコントロールではキャッチャーがフォークを要求出来ないだろうな・・・」と思いながらテレビを観ていた。
すると・・・次のボールはその予想を覆すフォークボールで、コースも良いところに決まり、ストレート一本で待っていたであろう檜山選手は全くタイミングが合わず、あえなく空振り三振でゲームセットになった。
うむむ・・・
あの場面でフォークを要求できた鶴岡捕手はすごいです。 あの場面のあの配球は陰のMVPです。
こんな捕手が2ndキャッチャーとしている巨人は強いわけです。
今シーズン、初めてプロの野球を堪能したシーンでした。
やっぱプロってすごいなぁ・・・(しみじみ)
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