みなさんおひさしぶりです。
ひさしぶりなのにいきなりすごい題をつけてしまいましたが、最近、「才能」ってことを考えさせられるいろいろなエピソードに出会うのでここでご紹介しますね。
エピソード1
プロの便利屋、右近勝吉さんという方がいます。 右近さんはテレビドラマをヒントに便利屋「右近サービス社」を始め、引越し、水道管工事、どぶさらい、庭の手入れ、ときには「話し相手になってくれ」「食事を一緒にしてっ」「引きこもりの子と過ごしてください」「ブラジルにいる弟にあってきてくれ」という仕事もあり、便利屋というくらいですから可能なかぎりどんな仕事も引き受けていました。 多い月には4000万円以上も売り上げがあったそうです。
その右近さんには自分も便利屋をやってみたいっていう見習い志願者が後を絶たなかったようです。 右近さんは今まで5000人以上も志願者をお世話をしたそうです。 5000人以上も便利屋志願者をみてきて成功する人にはある特徴があることに気づきました。
すみません。 やっと本題です。
その特徴とは??
自分には才能がない。
って気づいたひとが・・・。
成功するのだそうです。
毎月コンスタントに100万円以上稼ぐ人は 自分には才能がないって気づいたひとなんだそうです。 才能がないと思っているひとは とにかく目の前の仕事に誠実に向き合うらしいのです。 右近さんはそのことを凡人力といいます。 凡人力を発揮するにはありのままの自分を受け入れることからはじまるのだそうです。
エピソード2
ダンサーの小松原康子さんという方がいます。 幼い頃に日本舞踊、クラシックバレエを学び、その後単身スペインに渡りフラメンコを学び、後スペイン舞踊団を結成し現在世界で活躍されている方です。
小松原さんは30年以上生徒さんを教えていて気づいたことがあるそうです。
それは。。。
「このひとはすごい」って
最初に思ったひとで続いたひとはいないのだそうです。
「やめたほうがいいんじゃないかしら」って
いうのにしつこくレッスンを続けている子が結局はいい踊りを踊っているのだそうです。
右近さんの話と共通するところありますよね。
エピソード3
プロフィールにも書きましたが、おれはイチロー選手が好きです。
彼はよくメディアから「天才」といわれます。
イチロー選手は小学校3年〜中学3年までの七年間、毎日バッティングセンターで200本打っていたそうです。 盆も正月も休まず、毎日。
七年間合計すると、51万1000本、打っていました。
メジャーリーグへ移籍する4年もまえから、メジャーで使う(日本のものより少し大きい)ボールでチームメイトと練習していました。
そして同じ時期、アメリカの野球を良く知るキャッチャーを座らせピッチャーが投げるボールを「これはメジャーではストライクか?ボールか?」という確認の練習を続けていました。(日本とアメリカではストライクゾーンが違います)
これは一例にしか過ぎないけれど。。。
彼の活躍を「イチローは天才だから」
の言葉だけで片付けていいものではないとおもいました。
彼はこう言っています。
「僕を天才と言う人がいますが、僕自身はそう思いません。 毎日血の滲むような練習を繰り返してきたから。。 いまの僕があると思っています。 僕は天才ではありません。」
昨年、ジョージシスラーの記録を塗り替えた直後のインタビューではこのようなことも言っていたのが記憶にあります。
「プロ入りのとき、『多くの人が二軍落ちする中で君がプロでやっていけるはずがない。』と言われたし、メジャー移籍のときは、『イチローは日本で通用してもメジャーでは通用しないだろう。』 と言われました。 けど、いま僕はここにいます。 ちいさいことをつみかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道なんですね。」
答えは出ないですけれど結局は、、こつこつと長い時間をかけて積み重ねることの出来ること自体、それ自体が「才能」なのかなって思いました。
みなさんはどう感じられました??
ご意見、よかったらメールください!!
久しぶりの日記で、かなりの長文(笑)
長く拙い文を、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
では。
最後に吉田松陰と勝海州の言葉で。。
「ひと賢愚ありといえども、おのおの一、二の才能なきは、なし」 by吉田松陰
「ことを遂げる者は愚直でなければならぬ。才、走ってはうまくはいかぬ」
by勝海舟
参考:「3秒でハッピーになる名言セラピー」ひすいこたろう・著(ディス カバートゥエンティーワン)
「イチロー思考」児玉光雄・著(東邦出版)
「イチロー262のメッセージ」(ぴあ)
TV「その時歴史は動いた」(NHK)
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