過去の日記
DiaryINDEX|past|will
自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
2005年10月17日(月) |
Mマインドを捨てたら残るもの |
週末、Samが泊まりに来ていた。私は生理が始まったところだったんだけど、彼はあんまり気にならないみたい。 リビングで後ろから抱きしめられつつあっちこっち弄られて、寝室へは抱き上げて連れて行かれた。まぁ、そう注文したのは私なんだけど。 寝室に入ったところの大きな鏡の前でちょうど全裸になって、そのままそこで両手を床につかされ、膝は伸ばしたままの四つんばい?の格好で後ろからゆっくり、お尻の穴に挿入された。私は体が柔らかいから、そういう体勢でもしんどくはない。顔を上げれば正面には鏡、Samと鏡越しに目が合う。
状況的にはすごくSMっぽいことしてるとは思う。以前の、奴隷の私だったらプレイとして受け入れてた行為だ。 でも、今の私はSamを御主人様とは思っていないから、同じことをしていてもこれはただのセックスのバリエーションに過ぎないのだった。 Samが望んだとおり、私はSamの体を使って気持ちいいセックスをする。 それが一番大事なこと。 気持ちひとつで、こんなに感じ方が違うなんて、不思議だ。
私が充分(お尻の穴も前の穴も)堪能した後で、Samは私のお尻の穴の中に射精した。一休みしてからSamに荷物を持たせて図書館に出かけた。10冊近くの本を持って歩くのはしんどいから、ちょうどよかった。Samは文句も言わずついてくる。ご褒美に途中でコーヒーとかご馳走して、ぶらぶら歩いて図書館についた。 借りる本を選んでたら、お腹が痛くなってきた。さっきお尻に出された精子が暴れてるんだ。
Samのことを道具のように利用しようと思ってはいるけど、そこは三年間も御主人様として一緒にいた人間だ。今のところ私のことを一番理解しているのはSamだろう。心身ともに。 だから、正直、楽なのだ。セックスに限らず、私の思考回路や好みを熟知してるし、S男性ならではの細やかさも持ち合わせてるから、私はだらーんとしてられるし。 一度は縁を切ろうと思ったのに、情に流されてるのは否定できない。
だって、気持ちいいんだもん。私からMとしてのご奉仕精神とか自己犠牲とかを取ったら、残ったのは快楽主義だったのだった。
|