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2006年09月25日(月) |
「ほかの男じゃ満足できない体」 |
この週末はあまりSMって気分ではなくて、 もっぱら普通にセックスばかりしていた。 でも、Samは時折それを中断して鞭をふるったり、 体中を抓りあげたり。 SMの気分でない私を醒めさせず、 より快楽を深く鋭くするための痛み。 微妙な力加減も、阿吽の呼吸というのか、 私が不快に感じるギリギリのところでうまく調節する。
長くつきあうと、こういうところが便利で離れがたくなるんだな。
私がSamに期待するものはほとんど何もない。 経済力も、地位も、将来性もなにも持っていないから。 強いて言えばSamは砥石みたいなもので、 私を磨き鍛えるための存在。
SMもセックスも、お互いにやりたいことがやりたいだけできるし。
「御主人様」だった頃は、私の体はSamのものだった。 今は私のものは私のもの。 行為は同じで、私の体をSamは好きなようにいじくりまわすけれど、 私の意識としては 「貸し与えてる」 なのだ。 どちらかといえば、主導権を握っているのは私。
Samがあまり射精にこだわらないせいもあるけど。
しかし、こんなに自分本位なセックスばかりしていたら、 この先ほかの男性とするときにいろいろと不便なんだろうな、と思う。 ある意味、「ほかの男じゃ満足できない体」にされてしまったわ。 でもまあ、この先、年齢的にももう新しい恋におちることもないだろうし、 気持ちのいいセックスは体だけの問題でもない、と思いたいので、 あまり悲観的にはならないことにしよう。
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