2006年05月25日(木) |
遷宮で結ぶ人の輪心の輪 |
朝から爽やかな風が心地よい。
一昨日、神社本庁設立60周年記念大会また第62回神宮式年遷宮イメージソング発表会出席のため上京してきた。少しご紹介しましょう。 神社本庁は敗戦直後の混乱の中、神社関係者の固い結束により結成され本年で60周年。その記念の式典であった。 秋篠宮殿下・妃殿下両殿下のご台臨を仰ぎ、池田厚子総裁ご臨席のもと功績表彰など粛々とすすめられた。 来賓には小泉首相の代理として安倍官房長官、扇千景参院議長、森喜朗前首相、武部自民党幹事長、綿貫民輔議員、伊吹文明議員等々。 参列者は全国の神職・総代1500名ほど。 池田総裁の式辞や殿下の御言葉を戴き聖寿萬歳で式典を閉じた。 引続いてイメージソング発表会。 NHKの宮田修エグゼクティブアナウンサー司会のもと、歌手の藤井フミヤ氏作詞作曲歌唱の「鎮守の里」が発表された。藤井氏はこの曲作りのために伊勢に3日間滞在し五十鈴川のほとりで作曲されたとか。我々の年代ではよく知られている藤井氏だが、この日はかなり年配の方たちで会場は埋まっている。果たして何人の方がご存知であっただろうか。中にはさだまさしに作ってもらわなかったの?ってな声もあった(笑:さだ氏は神社界御用達?) マスコミもかなり来ていたのでテレビなどでこの様子をご覧になった方もいるのでは? 平成25年には神宮式年遷宮が斎行される。既に関わる諸祭儀も始まっている。回を重ねるごとにその奉賛が厳しくはなってきているが、我が国の重要な歴史と伝統のある行事に国民挙ってのご協力を願うものである。
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