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真珠湾 - 2005年12月08日(木)

64年前の今日、戦争が始まった。




真珠湾攻撃の攻撃飛行隊総指揮官を知ってますか?
一部の詳しい方は知ってるかもしれないけど、
俺は今年の夏まで知りませんでした。



淵田美津雄。



彼は戦後まで生き残った。



アメリカが憎くて、いつか復讐したいと思っていたそうだ。



その彼の元に、捕虜収容所から釈放された部下が尋ねてきた。
そして捕虜収容所での生活を彼から聞いたらしい。


『捕虜収容所でとても親切に扱われた』と。


その収容所に一人の白人女性が働いていて、
日本人にとても親切にしてくれた。
なぜこんなに親切にしてくれるのか問うと、


『私の両親は20年間日本で宣教師として働き、

その後フィリピンで日本兵に殺されました。

私は日本人を憎みました。しかし両親は処刑される前に、

死ぬ前に祈らせて欲しいと頼み、部屋に戻って祈ったことを知りました。

その祈りはおそらく日本人を憎む祈りではなく、

最後まで日本を愛し、日本人の救いのために祈ったに違いないと考えました。

だから私も両親が最後まで愛した日本のために働いているのです』




淵田氏はその話を聞いて、『赦し(ゆるし)』とは何か考えるようになった。


聖書を買い、夢中で聖書を読んだ。
そして彼はクリスチャンになった。


そして牧師になった。


そして宣教師になった。


そしてアメリカに行き、自分が攻撃したハワイにも宣教に行ったそうだ。






今年の夏、俺は福岡にいた。
何気なくつけたテレビで、今書いたことがNHKで特集されていた。


真珠湾の攻撃隊長が宣教師になった!


その衝撃はすごかった。
教会の書店では彼の自伝?なのか、小冊子も販売されている。
300円ぐらいで買えたはず・・。
興味がある方は買ってみよう。
俺ももう一度読んでみたくなった。




文長下手ですまそ。


...




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