The あぽ家
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相方が巣立ってもう二ヶ月を過ぎました。
最初の頃は何だかんだと種類の不明な高揚感で家の中を磨いてみたり、 今までしなかった、しようとも思わなかった事に手を出してました。
ゴミ袋の記録更新とか(笑)
それが最近、何だか少しも触手が動かない。
お風呂場と換気扇という偉大なるツートップを残したまま息切れしてしまいました。
寂しさを感じる間も無く無気力に突入でしょうか?
二ヵ月後のペット(笑)ロス症候群。
何て感性が鈍いんだ!って話ですよ。
遅れてきた筋肉痛。
どんだけ心の筋肉が老化してるんだ!ってことですよ。
最近はじまった図書館ブーム。
古本で買っていたときは、多少なりともお金を出す以上、冒険はしたくない、当たり外れのない馴染みの作家のものばかりになっていた。
ところが、図書館は違う。
外れたって構うこっちゃない、ちょっと興味を惹いた本は手当たり次第。
今回も生誕100年を記念して
「太宰治」から、 「男女7人ネット心中」を経て、 「ペンギンの足はなぜ凍らないの?」まで、計12冊を網羅してまいりました。
網羅か?(笑)
昨晩、一番最初にチョイスしたのが「心療内科を訪ねて」夏樹静子著。
アブねぇ^^、なんか知らないけどアブネェ^^;
夏樹氏自身が体験した『心身症』のルポルタージュです。
指を切れば痛むのは指だ。 脳はそこをキチンと指令する。
でも体のどこも悪くないのに激痛が走る、喘息に苛まれる、顔が曲がるなどに悩まされる人々。
そういえば切断した後の「幻肢痛」というのもある。
あらやだ・・脳って嘘吐き。
それを個室に隔離、絶食療法で自身と対面させ、ストレスやトラウマの根源を探ってゆくというものだ。
実に不可解で興味深い。
意識を潜在させるのも脳なら、それに気が付けと身体に警告を出しているのも脳。
何?この素敵な矛盾。
そうだ・・きっと脳には二人の小人がいるに違いない。
心は清い天使そのものなのに、時々悪魔も顔を出すように(逆かw)
私の脳にはきっと幼いままの震える子猫ちゃんがいるに違いない。
そして今感じている私の無気力は、その子猫ちゃんが大人になって巣立とうとしているサインか?
お前まで、巣立つというのか(笑) そうは、させるか!引き止めちゃうもんねぇ。
環境の変化然り、季節的なものも然り、年齢的なことでも・・てコラッと叱りw、まぁ何がしかの変化があっても可笑しくはない。
ストレスの原因は知るヨシもないが、
「知らなくて良いことは知らない方がいい。知りたくなったら知ればよい」
それくらいのスタンスでまた先送りといたします。
メンドクサイカラ (^m^)<プッ
さって、次は何を読もうかな?と無作為で取り上げた本が
「死について考える」遠藤周作著。
・・・これはまさか潜在意識のなせる技か!!!
脳の仕業を超えた神業だな、と大爆笑。
震える子猫の卒業儀式を阻止すべく、とりあえずの日常を取り戻すために・・・・
たまった家計簿の整理に励むとすっか。
イヤイヤだけど。
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