今日は、京都競馬場で菊花賞があった。 知り合いに「競馬やらない」と誘われ、これといって ほかに用事もなかったので「やります」 と答えた男。Gikuです。
競馬に関しては、ほとんど無知に近い 僕なので、スポーツ紙を参考しながら予想した。 「菊花賞は長距離だから “早い馬” が勝つんじゃなくて “強い馬” が勝つんだ」 と知り合いは熱弁していた。 言っていることが、いまいち理解できなかったが とりあえず、うなずき 「要するにスタミナが重要なのだ」 と勝手に解釈した。
考えて考え抜いた結果、スタミナに定評のある ホクトスルタンに、僕の財布の中身(全財産)を託すことにした。 ホクトスルタンを軸に一頭ながしの三連単。 計、2200円。←全財産、少なっ
まず、馬券を買うため、知り合いとウィンズへ行き 手に汗握りながら、マークシートを記入。 そういえば馬券を買ったのなんて半年振りだ。
出走まで30分くらいあったので、近くの喫茶店で過ごす。 あっという間に、30分が過ぎ、ウィンズへ駆け足で戻る。
ウィンズに着いたと同時にファンファーレが鳴り響き ゲートが開き、一斉に競走馬が飛び出した。
「イケー、イケーー」 「イケーイケーーー」 「ヌケーーーヌケーーー」 「サセー、サセー−」
白熱した歓声が会場を沸かす。 馬券を握り締めた手に自然と力がはいる。
「イケー、イケーー」 「イケーイケーーー」 「ヌケーーーヌケーーー」 「サセー、サセー−」
一着馬がゴールした瞬間、歓声がため息へと変わる。
結果は・・・惨敗だ。 僕の全財産を背に走った、ホクトスルタンは6着に終わった。
そして、まさか、一着にアサクサキングスがくるとは・・・。 そう、何故、自分は浅草に住んでいるのにも関らず アサクサキングスを買わなかったのか・・・。 もしかして、これは予兆だったのではないのか? お酒の飲みすぎで、金欠状態の僕にくれた 恵比寿様からの千載一遇のチャンスだったのでは 単勝でも8,4倍だ! もし千円、買っていれば、八千四百円だ。
スタミナとかじゃなく、ただ単に「僕、浅草に住んでいるので アサクサキングスにしました」とか、割り切っていれば 見事に的中していたのかもしれない。
まぁ〜今更、“もし”の話をしても、もう遅いのだが。 それよりも、明日からの生活を何とかやりくりするためにも まずは銀行に行かねば・・・・。
「追記」 余談だか“ギク”を漢字変換すると“菊”である。 ホント、どうでもいい追記でした。
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