ギクの日記
ぼちぼち書いております
2007年11月15日(木)  【絵】 について

僕は、昔から絵を書くことが苦手な子供でした。
苦手だったせいか、よくサボってイタズラばかりいたから
毎回のように美術の先生に叱られていた。

もちろん色々と反抗はしたけど、所詮は子供扱い。
しかし、僕が本来の意味で絵の嫌いな本当の理由の一つとして
やる気がなかったのが最大の理由なのだが、その他に一つとして
“物の輪郭” つまりモノとの境目
境界線のようなモノをどのように書いたらよいのか、わからなかったからだ。
モノの輪郭をエンピツで、どの程度の濃さで表現すればよいのか
どの色を、どの程度の濃さで塗ればよいのか、
絵を書こうとするたびに頭を抱え悩んでいたのだ。

このことは大人になった今では
何かしらの妥当性を見てとらせるが輪郭の表現に迷った挙句
最後には必ずといっていいほど、適当に雑に誤魔化そうとするようになっていた。


好きなことなどで頭を悩ませるのは大いに歓迎できるが
絵の事で悩みたくはない。
下手な絵しか書けない自分を嫌悪したくはない。
そして上手な絵を描ける人が今でも羨ましい。


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