ギクの日記
ぼちぼち書いております
2007年11月17日(土)  インフルエンザ予防接種

今日は朝から憂鬱な男。Gikuです。

この時期になると会社の毎年恒例の
インフルエンザ予防接種を打たなければならないからです。
自分の風邪予防ならびに、重症化や重篤を予防の為のみならず
職場の皆様に風邪を感染さないための対抗として
しぶしぶ嫌々病院に行きました。

いつもより迂回に迂回を重ね、わざわざ遠回りをして病院へ向かった。

病院に到着して受付を済ませて、待合室で心臓バクバクの中
体温計を計り、熱があったらインフルエンザを受けなくてすむと
かすかな希望を胸に、全力で体温計を腕できつく締めあげたが、
結局、平熱だったことに舌打ちをして
もう死を待つ病人のごとく、ボソボソっと念仏を唱えながら待つ。

名前が呼ばれ、重い扉を開け入る。
そこで目が覚め、夢オチだったってことはなく。
看護婦さんがいて
その看護婦さんが早くも、注射針をセットしていて
その手に持つ注射針が、いつにも増して大きく見えた。
驚きのあまり僕は声を失い、こんな太いのを腕にブッサ刺したら
ショック死するんじゃないか、とさえ思えてきた。

もしもの時にために
他人から見られたら恥ずかしいものを処分しておけばよかった
などと心配事をしている内に、看護婦さんが
「チックっとしますけど、腕の力を抜いてくださいね」 と
心の準備が、まだできていないのにも関らず、注射針を腕に刺そうとしている。

刺される瞬間、もうダメかもしれないと
決死の覚悟で声を抑え、眼を瞑り、アルコールの匂いに怯えながら


左肩にグッサと注射針が刺さり、痛みに堪える。


薄れ行く意識を懸命に繋ぎ止め 、なんとかショック死せずに無事に終わった。

あぁ〜よかった。

注射を泣かずに我慢したので 「お母さんプリン買ってよ〜」
とおねだりしたらきっと、グゥーで殴られそうなので黙っておきます。


注射は、いくつになっても嫌ですね。


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