|
オシム監督が脳梗塞で倒れ サッカー協会は新たに、新監督として岡田武史氏を任命し オシム路線を受け継ぐ形になった。
ところで、以前にこんな記事を読んだことがあります。
「チームワークとチームプレーは違います。」
日本サッカーで始めて、アジア予選を勝ち抜き、 ワールドカップ・フランス大会へ導いた実績を誇る、岡田武史氏の言葉です。 なんでも岡田氏によれば、日本でいうチームワークは 「仲良く助け合っていきましょう」という精神論では 単なる仲良しグループにすぎない。そして、そこからは進歩向上はない。と言い切っていた。
例えば、サッカーで、走りながらボールを蹴ってパスを出す。 ところが受け取る方が、このボールを取れない。 「ゴメンよ、俺の走り方がまずかった」「すまん、こっちのパスが悪かったんだよ」 二人は顔を見合わせて「今度はがんばろう」「うん」なんとも麗しいチームワークに見える。
ところがこれがいけない。
いったい、パスが取れなかった原因は何かという追求から逃げているからだ。
前回の開催国でもある、ドイツのサッカーは「一人ひとりの能力を向上させること」 に重点を置いている。 個人技術の高い集団であれば必ず、パスは通る。
まず、一人ひとりが、自分の与えられた役割をきちんとこなせることが 大切であると考えられているのである。 この役割論こそが本来のチームプレーなのである。
その、岡田氏の核ともいえる、チームワークを最大限に発揮し ぜひとも日本を、ワールドカップ・南アフリカ大会へ導いてほしい。
【追記】 なんだろ〜、この間書いた野球の話は筆が進まなかったけど サッカーの話になると、驚くほど筆がスイスイ進む。(笑) やっぱり好きなことを好きなように書くのって楽しい。
|