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チームで力を合わせて、一本のタスキを繋ぐ。 そのタスキには、仲間の汗が染みこんでいて何よりも重い。
『 駅伝 』
駅伝は一人で孤独に走っているように見えるが その背景には家族や友人の支えがあったり 仲間や監督との強い絆だったりするものが見える。
苦痛の表情を浮かべながらも、脱水症状で蛇行しながらも走る選手 走行中に足が痙攣を起こし倒れこんだが、それでも這いつくばってまで 仲間にタスキを繋げようと懸命に立ち上がる姿を見て、そう思った。
コタツで駅伝を見ながら、煎餅をかじり、お茶をすする男。Gikuです。
「お前も痩せるために走れ、今年の抱負はどうした?」 と、どこからともなく聞こえてきたが、お茶で濁します。
そうそう、今年から全国高校駅伝の最も距離が長い区間の「一区」で 外国人留学生が走ることが禁止された。 理由は、最長の距離である一区を留学生が走ると、そこで勝負が決まってしまい。 駅伝の醍醐味である、競い合いが激減したためといえる。
一番タイムがよいのが、一番長い距離を走るのは 勝負事では当たり前のように思えるが 一区から留学生選手が一斉に飛び出し、先行する。 同じ一区を走る日本選手は引き離され、TVに映らないともなると さすがに問題になり規制を設けざる得なかったのでしょう。
確かに、箱根駅伝を見ていても留学生の力は圧倒的だが 僕が思うに、留学生は駅伝のためだけに学校に入学したワケではないと思う。 もしかしたら、学校側は駅伝のためだけに 留学生を連れてきて入学させているかもしれないが。 留学生からしてみたら、日本の文化を学び国際化に貢献して 将来、母国との架け橋になろうと、学問に勤しんでいるかもしれない。
そんな、留学生を同じ高校生として差別せずに接してほしいと願う。
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